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英語力を飛躍的に上げる環境

前回の記事で英語を使う仕事をしようという話を書きました。
では、英語を使う環境は様々ある中で、どれが一番英語力の向上に繋がるのでしょうか?

■英語力を飛躍的に上げる環境
私はこれを一言で表現するなら、「感情が動きやすい環境」だと思っています。

まず前提として、英単語を覚える、よく使う英文法を覚える、発音を覚えるといった、一般的によく言われる勉強は当然大事だと思っています。

その上で、「勉強はしてるけど、英語は苦手なんだ!」ということがよくあるのではないかと思います。
つまり、アウトプットとなるとうまくいかないということです。
それは英語でメールを書くことかもしれませんし、英会話をすることかもしれません。
自分で考えてアウトプットするとなると、少なからず壁があるのではないでしょうか?
その壁を超える一つのヒントが、「感情が動くこと」だと思っています。

■激しい感情は思考を超越する
冷静に文章を考える時は、色々と頭で考えると思います。
一方で、怒りの感情が急に湧いたときや、サプライズをされて嬉しい気持ちになった時など、感情の振れ幅が大きいときは、いちいち話すことを考えないのではないでしょうか?
それが英語にも当てはまります。
普段はあれこれ考えて、なかなか文章が出来上がらないのに、感情が激しく動いたときは、知ってる単語で何かしら言えてしまう、ということが起きます。冷静に考えると文章として完璧ではなくても、聞いている人には通じたりするのです。
そういったアウトプットが続くことで、小さな成功体験のようなものが積み重なります。
更には、人に話して通じた言葉などが頭に焼き付き、今までは頭の中で点として存在していた英単語達が徐々に繋がったりもします。

■感情の動きは学習の定着も促す
教科書を読んで覚えた英単語は、気づいたら忘れてしまうということがあると思います。
しかし、誰かと楽しい話をした時、ぶつかりあった時、恥ずかしい思いをした時などに聞いたり使ったりした言葉は違います。
そこには実体験や自分の感情がセットで記憶になるため、そこで出てきた言葉は頭に定着しやすくなるはずです。

■どんな環境に身を置くか?
感情の動きを伴う環境となると、やはり英会話をする環境が一番ということになります。
できれば、友達や同僚が英語圏の人なら尚良いです。
英語メールを書くだけでも英語力向上にはつながるかもしれませんが、やはり会話をしたほうが、様々な感情が伴うため、英語力は上がりやすいはずです。


まずはちょっとしたところからでもいいので、感情が動きやすそうな英会話環境に身を投じてみましょう!