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ITパスポートで効率よく学び始める

ITスキルを高めたい!
そう思ったときにどこから始めるか悩みますよね。
多少ITの知識がある人ならいざしらず、ほとんど知識ゼロの状態だと悩みます。何が分からないかが分からない、そんな状態かもしれません。

でも安心してください。
世の中にはITスキルに関する情報が溢れています。正しい順序で学んでいけば少しずつ道は開けていきます。

■ITパスポートで効率よく学び始める
皆さんは情報処理技術者試験というものをご存知でしょうか?
IT業界に進もうとしている人なら嫌でも聞く言葉だと思いますし、それ以外の業界でもまあまあ知られていると思います。
簡単に言えば、日本におけるIT関連の資格試験といったところです。

ITに関しては、資格試験があったからと言って何かが出来るようになるわけではありません。
そのため、この試験に全力を注いで、それ以外のことを全く学ばないというスタイルはお勧めしません。

とはいえ、この試験は使い方によってはとても良い学習効果をもたらしてくれます。
まず基礎知識ですが、情報処理技術者試験は一つの試験を指すわけではなく、複数種類かつ複数レベルの試験の集合体です。
そのうち、最も入門レベルとして位置づけられているのがITパスポート試験です。

さて、以前の記事でも書いた通り、ITスキルを高めるためには原則があります。
そのうちの一つが、「浅く広く学ぶ」でした。
その学習スタイルではじめの一歩を踏み出すのにピッタリなのがITパスポート試験です。

ちなみにITパスポート試験を受けるかどうかは、皆さんの自由です。
今回注目したいのは、ITパスポート試験の対策本です。
そもそもITパスポート試験自体が、ITの知識を浅く広く問われる性質があリます。その試験を受ける入門者向けの教材となるため、ITパスポート試験の対策本は、ITに関する浅く広い知識を分かりやすく解説してくれるものが多いのです。

ITというのは、それ自体がインターネットと密接な関係があるため、ほとんどの情報はインターネットで手に入ります。
ただ一つ問題があります。ITという言葉が指す範囲が広すぎるため、総合的に情報をまとめてくれるサイトというのは、実は多くありません。
もちろん、大量の記事を作ることで広く説明してくれるものもありますが、入門者にとっては終わりの見えない勉強になりがちです。

そこで、ITパスポート試験という、国の関連機関が決めた一定の範囲に照準を定めることで、目標を持ちやすくなり、初期の学習効率も上げられるのです。


どこから学習したらいいか悩んでいる方は、是非試してみてください。
この記事が、皆さんがITスキル向上の一歩を踏み出すキッカケになれば幸いです。